作り手とお客様
オーダー家具の工場を始めて1年が経ちました。
工場は会社からすぐの場所にあり、事務の私もちょこちょこと顔を出すことがあります。
当初は「職人さんの領域」という感じを持っていたので
あまり行かないほうがいいのかな?と勝手に思い込んでいました(笑)
それでも、実際に工場へ行くとおもしろくてついつい長居してしまいます。
それというのも・・・・
家具を作る過程を今まで見る機会が無かったので出来上がっていく段階を見ると
「そういう風に組み合わせるの?」なんて思うことも多々。
材量も沢山あり学生時代の木工室を思い出してしまいます。
そんな工場の職人さん達はとても物を大事にしています。
材量にしても道具にしても・・・・。
感心してしまうくらいです。
だから良い物が出来るのかな?と感じています。
ものづくりの仕事はその商品を必要とする人がいないと仕事はありません。
ここの家具が欲しいからと思われて作ることはとても光栄なこと。
作り手がいつまでも「自分も欲しい」と思う家具を作り続けて行ける環境を
守っていきたいと思います。
そして、そのモノを受け取ったお客様が「ずっと使い続けたい」と思うようなモノを
提供できることを誇りに思いたいと・・・。
この初心を作り手も営業も事務も忘れずにいないと
きっとお客様は離れていくだろうし、会社もバラバラになってしまうのでしょうね。
どちらが上でも下でもなく同じ目線で会話を持ち理想をカタチにする会社でありたいです!