自給率UP!!
通常業務に戻り、繁忙期前の事務員Yです。
まだ多少の休みボケは残っているものの、決算に向けて準備をしております。
今回のタイトル「自給率UP」ですが、最近ではCMでも食糧の自給率をあげましょう!とか
日本の野菜はおいしい!
日本のお肉は安全!というキャッチコピーが増えていますよね。
とても良いことだと思います。
しかし、家具を製造しているコチラからすると材木の自給率は
なかなか上がりそうにありません。
本来ならば、材木こそ国産品で賄えることが望ましいのでは?と感じております。
スギ花粉が到来間近のこの時期になると
「間伐すれば、花粉も減るらしい」などど耳にするのですが
間伐するにも諸費用がかかりなかなか所有者は手を出せないのが現状のようです。
かくいう私の実家も小さな山林があり、かれこれうん十年と
間伐も伐採もできていないのが現実です。
昔は、山に苗を植えて成長したら製材して売ってお金になったそうですが
今では品質証明や切り出しにコストがかかるなどの理由で国産材の消費が落ちているようです。
時々訪れる田舎の山々は木々が生い茂り鬱蒼として
根元には陽も当たらず、マムシやヒルが大量発生してソレをくっつけたまま
山に居場所がなくなった鹿やイノシシが民家に降りてきては畑を荒らし
マムシやヒルを落として山に帰っていく・・・というサイクルができていそうです。
自給率のUPはすべてのサイクルの一環なのかもしれません。
それでも、一つでもサイクルが欠けてしまうと動物も人間も困ってしまう。
木材を使いモノヅクリをしている会社だからこそ
考えなくてはならない「木材の自給率UP」何かよい方法はないものでしょうか?
しかし、調べてみると遺産として受け継いだ山林の木を切り出して製材し
家を建てたり、それをあっせんしている工務店さんも多いようです。
そういうところに税金を使って美しい日本に変えてほしいものです。
日本製と書いてある商品が誇れるように頑張りたいですね!