素敵なご依頼 - ものづくりの徒然日記

先日、とあるお客様よりキッチンの収納家具とＴＶボードのご依頼を受けました。
1か月の打ち合わせを経てお部屋の雰囲気にあう家具をと
何度もサンプル帳と照らし合わせて決めたこちらの家具。
購入されるお客様のご自分への還暦祝いなのです！

お料理好きな奥様が今まで頑張った自分へのご褒美としてという
お話でしたのでお誕生日に間に合うべく！納品！工事を致しました。
丁度お仕事で不在でしたので、お客様がいない間に工事して
帰宅したらお部屋の雰囲気ががらっと変わっている！とう状態だったそうです。
反対にその事にとても喜ばれて製作側も営業側も「いい仕事ができた」と
みんな満足できる家具に話に花を咲かせておりました。

エンドユーザーであるお客様の意見を聞いたり
反応を得ることのできる現場は工場で製作している職人さんにとっても
とてもうれしい仕事なのだと思います。
どんな人が使うか、どんな人が望んでいるのか・・・
もの作りの基本だと思います。
顔が見えないから「とりあえず・・・・」
分からないから「こんな感じで・・・・」
それでは、そんな気持ちで製作されたものをあなたは欲しいですか？と
自分に問いかけながら仕事を続けていきたいですね。

一主婦としての意見ですが
決して安いとは言えないオーダー物のキッチンや家具達。
意見を聞いて大切に作ってもらえるから出せる金額。
売る側も作る側も自分がエンドユーザーの気持ちで！！

こちらがキッチン収納です。
ＴＶボードとお揃いの木目で天版はステンレス！
とっても綺麗です。